5 月20

横浜に行ってきました。
すぐに帰ってきました。
アニマルモチーフのグッズを買いすぎている事に気がついたのです。
ウサギのペンダントや紫のバンビのワッペンとか
そんなものをいっぱい。
この週末、友達のMちゃんのウエディングパーティーが横浜港の船上で開かれることとなり
光栄にもそこにご招待いただいた私は、ふた月ぶりの横浜に行ってきたのです。
その友達と出会ったのは、もうかれこれ8年くらい前。
ロンドン行きの飛行機の中でした。
まだ19歳だった私の初めての海外旅行。
そしてそれは一人旅。
英語もロクに話せなかったし、イギリスのコトも何も知らなくて
世界のコトも何も知らなくて・・・・
今思えば、何も知らないから乗ってしまったロンドン行きの飛行機でした。
そして、その飛行機が離陸してしまってから襲ってきた
不安と恐怖、そして後悔。
「ああ、どうしよう。まわりはみんな大人ばかりだし、外国人がいっぱいだし。
ロンドンに着いたらもっと外国人がいっぱいだろうな。どうしよう。こんなところに来るんじゃなかった。」
と泣きそうになったのが、モスクワ上空あたり。もう引き返せません。
その時、ふと隣の席を見ると、その時の私と同い年くらいの女の子が座っていました。
すごく女の子らしい女の子で、でも どうやら1人旅の様子。
楽しそうに機内食をつついている様子を見て、なんだかとっても心が安らいだのを覚えています。
そしたら「まぁ、何とかなるさ」と思えてきて、それで、急に眠たくなってきて・・・
寝て起きたら、そこはヒースロー空港。
着いてみると、楽天的解釈をよそに
全然、何とかならなくて、どこに行ってよいかも、何をしてよいのかもわからなくて
そして、癒しと救済のオーラを放っていた隣の女の子に助けを求めたのです。
それがMちゃんとの出会いでした。
私が横浜に住んでいた頃は、おうちがわりと近かったので
よくご飯を食べに行ったり、お買い物をしたりしていました。
それから一緒に中国にも行ったり。(楽しくも辛かった、万里の長城。)
私が島根に帰ってからも、時々連絡をとりあったり、旅行に誘ったり誘われたり。
(なかなかタイミングが合わなくて、行けなかったけれど)
そんなふうに仲良くさせてもらっていて、そして、ウエディングパーティーにもご招待いただいたのです。

「おいしいお料理を作って、幸せな家庭を築きます」
って言ってたお料理上手なMちゃん。
Mちゃんだったら、きっと毎日帰るのが楽しみになるような温かい家庭を作れるんだろうな。
隣でご飯を食べているだけで、ヒトのココロを癒せるMちゃんだもの。
そして、そんなMちゃんのハズバンドさんは、やっぱりとっても素敵な方でした。
やさしさと包容力をあわせもった笑顔がまぶしかった。
「今日、天候に恵まれたのは、皆さんの日ごろの行いと
Mが昨日作っていた80個のテルテル坊主のお陰だと思います」
って言ってました。
テルテル坊主を作るMちゃんとそれを見つめるハズバンドさん。
その眼差しと、その空間がHOMEなのですね。きっと。
そんな幸せそうな2人を見ていたら、島根のHOMEが恋しくなってきました。
だって、私には、島根で人間のお母さん(私)の帰りを待っているヤクモがいるのです。
1日は、なんとか かわいいアニマルモチーフの助けをかりて持ちこたえましたが
2日目に、すでに限界を向かえ、帰りの電車のチケットを変更して、早々と島根に帰ってきました。
Mちゃんも私も、今では大切にしているHOMEがあって
前みたいに、たくさん遊びに行ったり、遠くに旅行に行ったりできなくなってしまうのかも・・・・。
どこか遠くに旅に出る事だけを考えていた20代のはじめは
そういうのが「不自由」に感じられてとっても怖かったけれど
でも、それって、そんなに悪いことじゃないかも。
HOMEがあることのほうが、すごいことかも。
と思っています。そんな27歳になりました。
ヤクモは今も私の膝に ぴたっ とおでこをくっつけて、寝息を立てています。