ひとりっ子
后東から南京に帰ってきました。
なんだか少しほっとしています。
中国の劣悪なトイレを優しさでやり過ごす術を覚えたものの
カルチャーショック
日々の電車での長距離移動
などのために
心身ともに、かなりお疲れ気味だったのです。
ですから
Chen君の友だち
南京の大学生さんたちの住むアパートで
バックパックを下ろし
ゆっくりとシャワーを浴びて
みんなで食卓を囲んだ時には
ようやくぶりに生活の温かみに触れたような気分でした。
このアパートに寝泊りしているのは おそらく3人。
食事時には、友だちが集まって、食後も みんなで 遅くまでポーカーなどをしているので
誰がここに住んでいる人で 誰が 遊びに来ている人なのかを まだ把握できていませんが
なんだか楽しい雰囲気です。
(お豆の下ごしらえ。 中国人は手際が良い)
毎日お料理を作ってくれるのが、ここの住人の1人の徐君。
英語が全く話せない方なので
ボディーランゲージ一辺倒なコミュニケーションしかとれませんが
夕方になると一緒に市場に野菜を買いに行きます。
中国は、野菜の種類が日本よりもはるかに豊富ですね。
日本で 見たことのない野菜を指差しては
「これ なんですか? たべられますか?」
(ボディーランゲージ)
「だいじょうぶ たべられます おいしいです」
(ボディーランゲージ)
を繰り返しています。
そうして 買ってきた大量の野菜を
四角い大きな中華包丁で
見事に切り刻んで 美味しい中華料理にしてくれる徐君。
その真剣さに、食への情熱を感じます。
「中国の男の人って、みんなこんなにお料理ができるんですか?」
と言うと、たいてい
「みんなができる、というわけではないんですよ」
という答えが返ってきますが
見たところ、お料理ができる男性は多いようです。
1人っ子政策後の中国の若者は親に甘やかされているせいで
身の回りの事ができない人が多いと聞いたことがありますが
うーん。そうかなぁ?
私はむしろ
中国の若者の
お料理やお掃除などの身の回りの事を テキパキとこなす姿に
関心させられっぱなし。
一方
中国の人たちの目から見ると
私は、あれこれの行動が 異様に遅いのだそうです。
「日本の女の人は みんなそんなに おっとりしているんですか?」
という問いに
「みんながこんなに遅いというわけではないのですよ」
とお答えしています。
この動きの速度のギャップにより
私はあまり 動かなくなってしまっています。
というのも
私が
「あれは どこにやったかなぁ?」
と 思っている (まだ探してもいない) 時に
はいっ!
と 必要なものを 渡していただける事が多いからです。
お茶も お菓子も
ちょうど良いタイミングで
ひとりでにやってきます。
なんだか、ひとりっ子の皆さんに
完全に甘やかされてしまっている私・・・。
こんな事で大丈夫かしら?
ひとまず、大げさなボディーランゲージを交えながら
心の底からの
謝謝。
中国で学んだこと
ひとりっ子政策後の若者たちは
かなり面倒見の良い人たちです。
