ウェルカムカラー

12 月30

「こういう服っていくらくらいするんですかー?」

と 聞くと

攻めてる髪型に見合わず

とっても礼儀正しい青年は

「 あ・・・ニッカのことですか・・・ピンキリですけど

安いのだったら2000円くらいでありますよ」

との答えてくださいました。

学校を色で楽しくしよう!プロジェクトの初日は

保健室のペンキ塗り。

ダンディーで、身のこなしが軽やかな校長先生と

鳶服のペンキ屋さんのお兄さんと

姉と私の4人は

朝の10時から夜7時くらいまで、異様な集中力と共に作業を進めてゆきました。

実際のところ、塗ったのは 油性のペンキではなくて

水性アクリルです。

私はアクリルという画材についてその時まであまり知らなかったのですが

ひとまず 嫌いじゃない感じのケミカル臭。

油彩に似た表現ができるにも関わらず

ペンやマーカーみたいな 位置に置いておけるというのは

手軽で良いですね。

さすが便宜性にこだわって開発されただけあります。

色の調合はあんまり得意じゃないんです・・・

と言っていた鳶服の青年に

「もうちょっと赤を入れて・・・あ・・・やっぱり白を少し足して・・・それから

ここに黄色を入れたらどうなるか見せてもらえますか?・・・」

と 散々注文をつけながら仕上がった色は

壁全体に塗る淡いピンクと

柱などのパーツを彩る濃い目のペパーミントグリーン。

それからアクセントのための

チョコレートっぽい色合いのダークブラウン。

当初、保健室は淡い緑を想定していたのですが

現地に着いてみて

緑の壁では子供の顔色が悪く見えてしまう・・・

という事に気がつき

急遽、暖色系を持ってくる事になりました。

ドアを開けてすぐのところには

ペパーミントグリーンの柱があって

その柱とピンクの壁の コントラストが

ウェルカムさを演出しています。

やっぱり 色っていうのは 1色では 何も語れないけれど

コントラストによってコミュニケーション能力を高める性質があるようです。

保健室の入り口を 行ったりきたりしながら

「うわー!!これは良いわぁー」

「めっちゃ 歓迎されてる感じがするー!!!」

と大はしゃぎの私たちでした。

色の力に感動しきった4人は

当初の壁を二面だけ塗るという予定を大幅に変更

部屋全体の壁から家具にまで手をつけ

校長先生に至っては 

暖房の入っていない 別の教室に行って ソロ活動をしていらっしゃいました。

「先生、やっぱり今でも元気ですね・・・」

ふと作業の手を休めて

そう言っていた 鳶服の青年は、小学校の3年間

校長先生が受け持っていたクラスの生徒だったのだそうです。

私も正直、校長先生の元気さには感銘を受けました。

日も暮れて 山間部の学校の気温は氷点下。

だけれど 鳶服の青年の努力によってできた 淡いピンク色は

保健室の壁の上に気持ちよく納まって

その場の空気を温かくしていました。

やっぱり

子供たちには こんな色合いの元で生活して欲しいなぁ・・・。

色だけでも充分素敵になったので

絵はいたって シンプルなものでも良いかも。

これからいくつか図案を考えて

試作を作って

それから 壁画の作業当日には

ピカピカのニッカを着て 

保健室に出向こうと思います。

消しゴム!?

12 月27

2008年が、キャスター付きの椅子に乗って

ぐるぐる回転させられたような年だったので

ここにきて、やや 眩暈が・・・。

脳ドック行きを 本気で考えるほど

驚異的にぼんやりとしています。

クリスマスの夜に行く約束をしていた

ハンガリー音楽のコンサートの事を

当日の夕方に、一緒に行く友達からメールをもらうまで

すっかりと忘れている。

急いで準備して乗ったコンサート会場行きのバスで

運賃の350円を払うために1000円札を両替して

なぜだか

1000円-350円の650円を入れてしまい

明らかに悪気の無いミスなのに

運転手さんに こっぴどく叱られる。

そのコンサートの翌日

レイキの先生が松江の家に来てくださるのをすっかりと忘れ

実家に帰ってしまう。

「今、家の前にいるんだけど、どうして留守なの?」

の連絡に 冷や汗がどっと出る。

なぜだか記憶からすり抜けてしまうアレコレ・・・

空白の時間。

実は、まだまだ あるのですが・・・

これ以上書き連ねると

自分でも怖くなってしまいそうなので

これくらいに。

そんなわけで、今日はカレンダーの裏紙で

メモ用紙を作りました。

用事は全てメモ用紙に書いて 冷蔵庫に貼っておくことにしようと思います。

このメモが増えれば増えるほど

数式を愛する博士か

頭に消しゴムを入れた新妻らしく

なってしまうのだろうなぁ・・・。

「心というのは やりかけた仕事の記憶だ」

という言葉を聞いた事があります。

やりかけた仕事・・・。

「夢」 とか 「希望」 という言葉から

徹底的に情熱やファンタジーを除いて 

ろ過したら そんな表現になるかしら?

そのやりかけの仕事の記憶が

必要ない生き方があるとしたら

それって 老子の生き方なのかも・・・。

だって、

道(タオ)は その瞬間、瞬間で、常に完成されているから。

その瞬間 瞬間を生きるのも人生。

やりかけた仕事・・・夢に向かって生きるのも人生。

本当に 本当に

どちらでも良いのだ。

そして どちらか1つを選ぶ必要もないのだ

と思います。

忘れてゆくのは

まるで、自分の人生から遠ざかってゆくみたいで辛いけれど

でもきっと、人が何をどんなに忘れたとしても

思い出は雨みたいに

大地に染み込んで

流れて

また雲になり

曲がり角の向こうに開けた空で

待っているのかもしれない。

そんな事を物思いながら

またも

空白の時間が過ぎてゆきます。

Love is…

12 月19

YoonsangのNewアルバム

Songbookの中の一曲 사랑이란

사랑이란→Love is・・・

に続く言葉は何かなぁ?

Love is 耳鳴り

Love is 雨の落ちる速度

Love is 道具箱の片隅で眠っているもの

そういえばずーっとずっと昔に

コリアン友が

「私にとっての愛とは

会えない時に流した涙を

美しい結晶にして

それを あの人と一緒に眺める日が来ると信じて

ただただ待つことです。」

と言っていたなぁ。

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