年のとりかた

7 月13

ここ最近の変化。

生まれて初めて スーツを着たこと。

腰くらいまで伸びていた髪をばっさりと切ったこと。

音楽関係の仕事を始めたこと。

押入れに眠っていたフルートを吹き始めたこと。

時々 魚を食すようになったこと。

どれもこれも

驚くべきこと。

それから

30歳になったこと。

これもまた 大きな驚き。

ローマ史に関する本に

こう書かれていた。

「ローマ人は人間性に対する幻想を抱かず、

自分自身に対する幻想を抱くことなく行動していた。」

歴史を振り返ってみると

人間が宗教によっても または 哲学によっても

決して向上しなかった事がわかる。

絶望的なようであるけれど

そうではなくて

どちらかといえば

気持ちよいあきらめ感が漂っているのが

人の歴史なのだと思う。

そして

副産物的に

あらゆる種類の芸術が生まれ続ける。

美しく年をとりたいと

人は言うけれど

わたしの ここ最近の理想は

ウッディーアレンみたいな

愚かしい年のとり方。

何かを生み出し続けることは

一貫して学ばず

一向に賢くならない事に

とても よく似ている。

そんなわけで

こんなわたしを

今後とも よろしくおねがいします。

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