日本省か日本州か

2 月23

中国で中国人に囲まれながら生きており

恋人はディスカッション好きのアメリカ人で

こちらでの、1番の仲良しは、究極的に上昇志向なロシア人

・・・という環境にいるせいだろうか

大国に挟まれる日本。みたいなのを

皮膚感覚といっても良いくらいの切実さで、日々感じている。

カフェの日本人の店長と話す時間は、安らぎのひと時だ。

とは言え、話す内容といったら

「日本もいつか、日本省ってことになったりするんですかね・・・

日本円から福沢諭吉が消えて

都道府県の読み方も中国読みになって・・・

大阪が「ダーバン!」とか

北海道が「ベイ!ハイ!ダオ!」とかですよ。

絶対、嫌ですよね。なんか、ガツガツしてて

日本らしくないですよね。

嫌ですねー。ほんとー嫌ですよねー。」

と、日本人の大好きな慰め合い・・・と言った感じ。

「だったら、むしろ日本州のほうがいいよねー。

ジャパンステイツ!!かっこいいじゃない。」

団塊手前くらいの世代の店長は、

やはりアメリカやアメリカ的なものが大好きだ。

カタカナ英語の響きに、活力が漲る。

「でも、そしたら、日本の軍事力を持って行かれたりしませんか?

たとえばまた戦争が起きて

州からの派兵ってことで、何パーセントか

日本州の軍事を提供することになったとしても

ものすごい力になるんじゃ・・・」

「でも、今のところ、とりあえず自由ってのを知っている僕らが

共産主義の中で生きられる?

無理でしょう?

Facebookがないとか、考えられないでしょう?」

確かに、ある意味、中国人が、今の状態でも生きていけるのは

歴史的に、常に政府から騙されてきたからだと言える。

「でも、アメリカというのは、国というよりも

いくつかの企業の塊みたいになってますよ。

その上、何気、宗教大国ですよ。

今更、キリスト信じられますか?」

「うーん・・・」

答えが出ないのはわかっている。

共産主義が、いつか果たされるべき夢の社会を目指している段階だとすれば

民主主義は、その体系が実現され、そして次の成長の段階に差し掛かっているところなのだ。

ただし、感覚的に言って、やはり

「日本省は嫌だなぁ・・・。日本州ならまだしも」

というのが、正直な意見だと思う。

日本が独立してくれたら良いのにと、心から思う。

ただし、わたしひとりが、日本という国に及ぼせる力はゼロに近い・・・

という事で、わたしは、1人の日本人としての独立した考え方、独立した生き方とは

何だろうか・・・?という事を考えている。

省にも州にも属さない、独立した自分の姿をみつけたいと思う。

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