100年の恋

7 月10


(今日届いた、ボストンからの郵便物。こういうこともあるのだ・・・。)

本当なのかどうなのか

わからないけれど

数日前のある日

世界で一番たくさん雨が降ったのは

松江市だったらしい。

あんなに雨をさけていたのに

気がつけば世界で一番の雨に遭っている。

こういうのは100年の恋みたいだ。

動物になくて

人間にある感情。

それが

「好きだけど嫌い」

という感情らしい。

100年は少し長すぎるかなぁ・・・。

10年くらいでもよいと思う。

10年間、誰かを大好きでいられたら

もしくは

10年間、誰かを大嫌いでいられたら

それは どちらも 

間違いなく 

深い深い愛だ。

わたしは梅雨に入る間近になって

本来 大好きだったはずの雨を

心の底から

絶え間なく

疎ましく思っていた。

ほとんど毎日 

雨の事を考えて

落ち着かなかった。

そうしているうちに

世界で一番の雨が

松江市に降った。

100年の恋が実ったみたいな

ハート型の

世界を埋め尽くすような

雨だった。

人は 何かを願うとき

その願いの本質を知らない。

願いが叶えられるというのは

思い描いたものを

手に入れる事ではない。

願いが叶えられるというのは

願いの本当の意味を知る事。

その意味は

いつだって

想像した以上に 深い。

そう思ってみると

願うという行為は

むしろ消極的で

もしもほんとうに

夢を実現させたいのならば

その時に なすべき行為は

「問いを立てること」

なのだろう。

また1つ

願いが叶えられたような気がする。

だけれど わたしには まだ

次の問いがある。

神さま

ありがとう。

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